LIMBO やってみた その３

水や電気のステージを越えて、おそらく中盤はすぎているであろうLIMBOのクリアまでの軌跡です。
自分で制御することのできない仕掛けを、タイミングよく越える感じのところが増えてきてます。

工場もだいぶ高性能になってきて、ベルトコンベアなんかもありました。
下に流れてくるタイヤのようなものをタイミングよくこのリフトのようなものでキャッチして運びます。

スイッチを操作してリフトの上下や、リフトの台の部分をゆらゆらさせてひっかけたりして足場を作ったりします。

マリオなんかでよく見た、歯車に乗って移動するのなんかもありました。
この辺からステージ自体が回転して、足場がどんどん移動していったりしました。

ある程度ステージが回転すると背後から岩が転がってくるので急いで進まないといけなかったり。
ここは結構わからなくて時間かかりました。

進んでいると、誰かがいる！！
髪が長いように見えるので女の子かな？
これはもしや、ゲームの目的である少年の妹！？
なにか地面をいじっています。

ゲームクリアか！と思って近づくと、手前のパイプから白い虫が出てきて逆方向へ・・・

再度同じ場所に来た時には景色が変わっていて、女の子もいませんでした・・・

このあたりからセンサー付きのガトリングガンのようなものが現れます。
センサーを遮ると無慈悲な銃撃でバラバラにされます。
それを利用したりもするのですが、基本的には避ける方法を探すほうが多かったです。

ここが結構難しくて時間がかかりました。

自分だけでは越えられない、ピストン運動をしている段差が２段。
重力を逆さにする機械でなんとか箱を２つ運んできて・・・
ピストンのタイミングを見計らって落として・・・
なかなか時間がかかりましたｗ

そしてこのゲームで一番難しかったのがここです。

とっても大きい箱が二つ、自力では登れないし、そこにある限り上に上がることもできません。
重力を逆さにする機械で箱は上に上がりますが、進んでも結局自力で登れません。

いろんな組み合わせで押してみたり、磁石でちょっと浮いてる間に引っ張ったりできないのかと思ったり。
前にも後ろにも進めないので、ここで仕掛けを完結しないといけません。

結構な時間ここで悩み、もうお手上げだ～～となり、攻略見ちゃおうかな・・・と思いつついじっていると、
左右の箱が上から落ちてくるときに、ゴンゴン！と時差があることが気になりました。
左は台があるので、落ちる距離が違うんだから当然ですね。
そこでタイミングよく押したら磁石で左右あべこべになるんだろうか？
と思ったのが大正解でした。

ついに理想の形にすることができて、先に進めました。
これを閃いたときはかなり気持ちよかったです。

さらに進むと音楽がかなり盛り上がり？終盤を思わせる雰囲気になってきました。
今までのいろんな仕掛けが合わせ技で現れます。
回転ノコギリがやってくるので急いで進まないといけなかったり、
時間で勝手に重力が逆になったり。

タイミングゲーになってきてて、とても焦ります。

必死に進んでいると、突然・・・！
右方向の重力で落ちていくと、壁だと思っていたところを、ガラスを割るような感じで貫通していきました。
貫通する瞬間から超スローになり、少年の眼の光が消えてます。

あ、終わったんだな。って感じがしました。

ゆっくりと落ちていく？飛んでいく？少年の行き先は、これはスタート地点・・・？

しばらくすると普通に歩けるようになり、「あ、これもしや普通にループしてくだけ？」
と思い後ろに戻ってみたりしましたが当然なにもなく。

とりあえず先に進んでみると・・・

女の子がいる！
すぐに少年の操作が不能になり、ゆっくり近づいていきました。

女の子が気配に気づいて、はっとした感じの動きをして、暗転・・・
スタッフロールが少しだけあって

二人が最後にいた場所っぽいところです。
上の木も、はしごもボロボロになっていて、二人がいた場所にハエがたかっています。

そしてメニュー画面がしれっとでてきました。
まじか、最初からこの画面だったのか。

このゲームの考察をされている方はたくさんいるようですね。
私が独自でなにかを深く考えたりは全くできていないのですが、せっかくこのゲームをやったんだから少しは考えてみることにします。
考察をいくつか読んだので、なるほど！と思ったものを含んだりしてます。

ところでこのゲームには説明文が１行だけあります。

「運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBO の世界に足を踏み入れる」

こんな感じです。
LIMBOとは、カトリックにおいて辺獄と教えられる場所のようですね。
生きている間に洗礼を受けないうちに死んでしまった人や幼児が、永遠の地獄へは落とされないけども行きつく場所。
という感じのようです。

妹が死んでしまっているのか、少年が死んでしまっているのか・・・
最初は、「妹が死んでしまって、少年が地獄的なところに探しに来ちゃった」
なのでゲームが始まったときに少年も死んじゃってる。というようなお話かなと思っていたのですが、
ラストシーンを見ているとだんだん違く感じました。

少年は目が光っているのですでに生きてない気がするんですが、
時々でてくる邪魔してくる男の子たちや妹は目が光っていないので、そちらが生きている人間なのでは・・・？
と思いました。

なので少年が死んでしまって、死んでも死にきれず妹のことが気になって気になってうろうろして成仏もできず、
最後にやっと成仏ゲートをくぐって現世にいる妹のところまで幽霊だけど来れた。
って感じかなと思いました。
妹は地面をしきりにいじっているので、そこに少年の遺体があるのかなとか。
はっとしているのは気配だけ感じてるみたいな。

オープニングと同じハエが２匹いるシーンは、そのまま妹も結局死んでしまって、やっとふたり一緒になれたね。
って感じに思えました。
全然明るくないんですけど・・・

まぁそんなわけで、ひと様の考察を踏まえての私の考えを書いてみましたので二番煎じ以下です。
気になる人はぜひゲームをやってみてほしいですね。