黄龍とか麒麟とかの話
今回は四神や陰陽五行についてです。
ゲームや映画、漫画アニメにもよく出てくる四聖獣。
朱雀・青龍・白虎・玄武。みなさんよくご存じですね。
元は中国の神話や風水、占星術なんかに由来する神聖な獣で、
それぞれが特定の方角、色、季節、元素などと結びつき、
謎解きや属性など、多くの作品で使われているのを見ます。
たいてい朱雀と言えば炎っぽいとか、ありますよね。
私はふしぎ遊戯世代ですので、どうも四聖獣と言えば朱雀って感じがしますね。
朱雀ってなんかかっこいい。
みあかより唯ちゃんのほうが好きでしたが。

5つ目の聖獣の黄龍はご存じでしょうか。
ゲームなんかで四聖獣が扱われた際に、たまに最強の存在として黄龍が現れる時もありますね。
朱雀は北、青龍は東、白虎は西、玄武が北を守り、中央が黄龍・・・
中二病にはたまらん設定です。
朱雀が火、青龍が木、白虎が金、玄武が水と来たら、黄龍は土です。
白虎の金は属性でいうと物理とかになりますかね。鉱物で作った武器って感じ。

朱雀も白虎も青龍もかっこいいけど、玄武ってなんだかちょっと印象薄いですよね。
蛇と亀が絡み合ってる姿っぽい感じもなんとなく・・・推しづらい。
けど本当は玄武が最強らしいですよ。
亀は長寿と不死を表し、蛇は生殖と繁殖を表してるそうです。
そのふたつはのちにつがいとなり、陰陽が合わさる様子に例えられているとのこと。
よく見るこの、勾玉が2個合わさったような図、一般的に太極図、正式には陰陽魚太極図と言いますが、
白と黒それぞれの一番大きいところが、反対の色を飲みこもうとしている。
そして反対の色に変じていくといったことを表しています。
それぞれの色の一番大きい部分の中央にある反対色の点は、最も強くなろうとも陽の中には陰があり、陰の中には陽がある。
太極図は、これらを永遠に繰り返すことを表現しているそうです。
このあたりも中二病の大好きな設定です。
話を戻します。
東西南北の四聖獣プラス中央の黄龍。
これらの組み合わせが陰陽五行です。
漢方や占いとかでよく用いられる考えかたです。
木が燃えて火を起こし、火が燃え灰になり、灰は土を養い、土から金属が生じ、金属の表面に水をつけ、水が木を育む
これを相生(そうしょう)といい、生んだり育んだりする反応のことを言います。
五芒星を書くような反応のことを相克(そうこく)といい、消したり調整したりする反応を表します。
木は土の養分を奪い、土は水を吸収し、水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は木を切る。
そしてそれぞれ5個の属性には陰と陽が存在し、それらを甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類に当てはまります。
その場合の読み方はコウ・オツ・ヘイ・・・ではなく、キノエ・キノト・ヒノエ・・・のほうになります。
甲きのえ(木の陽・兄) ・乙きのと(木の陰・弟)
丙ひのえ(火の陽・兄) ・丁ひのと(火の陰・弟)
戊つちのえ(土の陽・兄)・己つちのと(土の陰・弟)
庚かのえ(金の陽・兄) ・辛かのと(金の陰・弟)
壬みずのえ(水の陽・兄)・癸みずのと(水の陰・弟)
聞いたことがありますよねぇ。読み方がそもそも変わっちゃうとは知りませんでした。
もっとわかりやすく書きたいですねぇ。非常に難しい。
これプラス、十二支を組み合わせて、甲子(きのえね)や壬申(みずのえさる)なんて組み合わせになります。
そうしてこれを60周することで、自分の生まれた時の十干十二支に戻ってきて、還暦となります。
ちなみに私も大好きな九星気学という占いのようなものは、一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の9種類あるやつで、
これら陰陽五行などの考えかたからあてはめられた生まれ年での運勢とかを見るものですね。
これも相生や相克といった反応から相性なんかを見たりしています。
また、陰陽五行は季節にも当てはめられており、青龍の位置にあった東の木は青を表し、春でもあります。
東が春、南が夏、西が秋、北が冬、そして中央が季節の変わり目の土用を表し、夏と秋の間に入ります。
土用の丑の日がこのあたりにくるのも、夏のあとに体を調整するためなんですね。
うーん、微妙に話が脱線していく。
今回この話を取り上げようと思ったのには理由がありました。
昔から四聖獣と中央の黄龍という存在は知ってはいました。
しかし、麒麟という存在が四聖獣と関わって表現されていることもあるよなぁ。と思っていました。
黄龍の代わりに中央が麒麟だったりすることもあります。
改めて麒麟について調べてみると、そもそもの概念が間違っていることがわかったのです!
四聖獣と黄龍は、より中二っぽいファンタジー要素としての方角や属性、力なんかを表していますが、
麒麟が属するのは、四霊という全く別の概念であることがわかりました。
四霊と言われる、麒麟・鳳凰・霊亀・応龍という4つです。
それぞれが全ての動物たちの頂点で、時代の節目やあらゆる瑞兆として出現します。
四大瑞獣とも呼ばれ、めでたい動物とされています。
いいですね、瑞獣、とても好きな言葉です。

ちなみに応龍と黄龍はほぼ同一なものとして見てもよさそうですが、黄龍のほうがより格が上のようです。
龍の頂点である、めっちゃすごい龍の応龍がさらに年を取ると黄龍になるそうです。
龍の最長老が黄龍なんですね。
うーん、かっこいい。私も黄龍を推そうかな。
とまぁ、麒麟と黄龍の違い!
みたいに書きましたが、結局四聖獣の中央が麒麟というのも普通にあるようで、
ちょっとした言い回しとか場面の違いで、そのへんはけっこう自由にやっちゃってよさそうですね。
きりがなくなってきました。
最後にフェニックスについてです。
私たちは朱雀と鳳凰とフェニックスと不死鳥を全て同じものと思っているふしがありますよね。
ところがどっこい、朱雀と鳳凰はほぼ同一だとしても不死鳥&フェニックスは全くの別のもののようです。
鳳凰は、その名の通り雌雄一体の生き物で、朱雀もそれと同じです。
しかし不死鳥フェニックスはエジプトが由来のものとなり、オスしかいません!
もうそれだけで違う感がわかりますよね!
そんなわけで黄龍と麒麟の扱いの違いについて取り上げる予定が、
やはりオタクのバイブルでもある陰陽五行や四聖獣の話となると調べだしたら止まりませんでした。
まだまだ書けそうなことはあるのですが、まとめる能力がなかったのでこれで終わります。
