ヴァジュラってよく聞くよね
すでに書くことがなくなってしまい、困った挙句にこんな記事を書くことにしました。
口癖のように言ってしまう「どっこいしょ」
どっこいしょを連呼していたら、「とっこしょ」と言われました。
なにそれ、と聞くと「ヴァジュラだよ」と言われました。
この話の由来については割愛します。
ヴァジュラと言えば雷っぽい・・・槍っぽい感じ・・・？
みなさんはご存じでしたでしょうか。独鈷杵。
ドッコショまたはトッコショという法具でございます。
これがトッコショ。真ん中を手で握る、片手で持てそうなくらいのサイズです。
独鈷杵とは金剛杵という法具のなかの種類の一つですね。
この丸い感じのパーツがついてるやつは見たことがあるのではないでしょうか。
両端が何個に分かれてるかの数で名前が違うんですね。
ちなみに左右対称じゃないものもあるようですよ。
これをヴァジュラと言います。ヴァジュラは聞いたことがあるでしょう。私はあります。
いろんなゲームの武器とかアイテムで聞きませんか、ヴァジュラ。
ヴァジュラと言えばヒンドゥー教などに出てくる神インドラの持ち物で、雷属性って感じがすごいします。
そもそもヴァジュラという言葉が雷電を指すようですので、たいていのゲームなんかでも雷関連な気がします。
インドラの矢なんて言われたりするのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
日本国民の多くが（クソデカ主語）聞いたことのあると思われるインドラという単語は、おそらくラピュタが元となると思います。
ラピュタに到達したあとのムスカが言ってますね
「旧約聖書にあるソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ。ラーマーヤナではインドラの矢とも伝えているがね」
ラピュタのお尻から出てくるすんごいビームのことを説明してるシーンです。
とにかく神話レベルのすんげぇ兵器を手中に入れたぜみたいな感じでしょう。
そのあと兵隊さんたちの足元が抜けて、つるつると海へ落ちていくシーンが子供のころは本当に怖かったです。
ラーマーヤナとは古代インドの物語で、日本でいうところのヤマタノオロチ討伐とかの物語みたいな感じでしょうか。
太古の神さまとかがいっぱい出てくる、様々な教えを含んだ昔話的なやつですね。違ったらすみません。
ラーマ王子とその妻シーターの話ですね。
私はインドっぽい言葉とイタリアっぽい言葉が大好物なので、その昔ラーマーヤナも読んだことがあるのですが全然覚えてませんでした。ごめんなさい。
とにかく現在に至るゲームっぽい用語として使われるインドっぽい単語の多くの出典元になってますね。
ヴィシュヌやラーヴァナなんかの神さま系から、ハヌマーンやジャターユといった動物系のものまでいっぱい出てきます。
くくり方が雑すぎて怒られそうですね。
私が初めてヴァジュラを認識したのはデビルメイクライ３のどっかのギミックでしたが、かなり昔なのでもうわかりません。
かっこいいなと思った記憶しかありません。英語の声優さんが「Vajra」って言うのがかっこよかったってことだけ覚えてます。
本当にどうでもいい情報でしたね。
デジタルデビルサーガの２で出てくるインドラですが、あいつの片手もこの三鈷杵みたいな形をしてましたね。
DDS2のインドラの画像を持ってきたかったのですが全然ありませんでした。残念・・・
こちらがヒンドゥー教におけるインドラ様です。ヴァジュラを持ってるんでしょうか、ちょっとわからないですね。
デジタルデビルサーガではヒンドゥー教系の神さまの名前がいっぱい使われていて、厨二ざかりにはたまらなかったですね。
そんな過去がありましたので、原神にてやたらとヴァルナという単語が出てきた際に、スメール（以前の記事でも書いたようにインド系の国）での話だったので、これはいわゆるヒンドゥー教のあのヴァルナかしら・・・と思い、
対に存在する者に名前を付けるシーンがあり、風にまつわる人物でしたので、ヴァーユという名前をつけさせてもらったんですね。
もう一切呼ばれていませんが。
かっこいいですよね、ヴァルナもヴァーユもインドラもアグニもブラフマーもチャンドラも。
覚えて帰ってください。水天のヴァルナと、風天のヴァーユですよ。
ちなみにインドラが、帝釈天です。聞いたことありますよね。
最高神のひとつであるブラフマーが、かの有名な梵天です。
話は変わりますがインドラの乗っているのが私の大好きなゾウである神獣のアイラーヴァタですね。
私も神獣を連れるとしたらアイラーヴァタがいいです。
アイラーヴァタですね。
アルカソーダラやマタンガともいうらしいですよ。
これらはFF14でもほぼ同じものとして使われていますね。
各種ゲームに出てくるような用語を作る人はいろんなことをたくさん勉強してるんだなとつくづく思います。
私もそんなことを指導できるぐらい民俗学に詳しい人間になりたかったです。
全然勉強してませんが。
デビルサバイバーというゲームでアイラーヴァタを非常に愛用していたころ、自分が描いたアイラーヴァタのイラストがありましたので、最後にそれを貼って終わります。
